第189回の地域保障研究会(ちけん)
先々週の金曜日、三か月ぶりに、品川の地域保障研究会に出席しました。テーマは「大逆(罪)事件(幸徳事件)100年の重み(第一回)~大逆(罪)事件とその背景を調べる」。報告者は、この会の主宰者、中澤建樹さんでした。
この研究会は福祉や介護に関することのほかに、時折、少々難しめの(私にとって)ことが、テーマとして取り上げられます。私以外は知的水準が高い会なのです。
今回のテーマも、私にとっては、かなり…いろいろと難儀でした。
けれども、震災等自然災害が起こり、政局もグラグラし、経済状態も思わしくない、今の日本(日本だけではないけれど)、少し歴史をさかのぼって、私たちの先祖はどんな道を歩んできたのかということを知ることは大切だと思います。
ただ、あまり日本に関して深~く考えたことがあまりない、私には、最後自分なりの意見がほとんど言えませんでした。
実は、私、ミッションスクールに通っていたので、国歌とか、国旗掲揚とか、そういう場面に遭遇したことが少なかったこともあり、日本のもろもろのことに関する問題意識が低いのです。そのことに、ウン十年たった最近気がつきました(ひどい話です)。なので、こういう機会に少しは勉強しようと思っております。
ところで、この「ちけん」で、成年後見人としてのお話をして下さっていた社会福祉士のNさんが、体調を崩されて、高齢者施設に入居なさいました。もちろん、担当なさっていた成年後見のお仕事はおやめになったそうです。当たり前のことですが、福祉も介護も、ケアする立場から、ケアされる立場に、簡単に入れ替わるんですね。
いろいろとあります。
さて、下の写真のオラウータン、まさに今回のちけんの話をきいている私のような表情をしていますが、このオラウータンは、アメリカのサンディエゴにある、世界的に有名なサンディエゴ動物園の住人(?)です。