トップ  »  スマイル  »  続・サンディエゴの高齢者住宅:Atria Bonita

続・サンディエゴの高齢者住宅:Atria Bonita

新型コロナウイルスの感染者が、アメリカ・カリフォルニア州でも増えているというニュースが少し前から頻繁に入ってきます。昨年末伺った、サンディエゴの高齢者の方々のことが気になります。ニュースによれば、感染者が多いのは北カリフォルニアのようですが、南カリフォルニアといえども気になります。

週に一度集まる水曜会がどうなっているのか、主催者のYukoさんに連絡して、様子を伺おうと思っています。

さて、間が空いてしまいましたが、お邪魔した高齢者施設の続きです。

前回紹介したのは街の中心地にある施設でしたが、今回ご紹介するのは、サンディエゴ市から南の方へ車で1時間弱行ったボニータというところにある高齢者施設「アトリア・ボニータ」です。ちなみに、もう少しメキシコ国境に近づくとチェラビスタという少々大きな街(小田原市との姉妹都市)があります。つまり、ボニータは静かな場所、大きめの道路に面した施設の近くに商業施設はありません。

先日ご紹介したSt.Paulと同じように、ほぼ健常な高齢者の方が利用する所です。ある程度の介護が必要な人は自分自身でケアをしてもらう人を依頼することができるので、少々の介護なら滞在可のようですが、認知症がかなり進んだり、医療的な介護が必要いなった場合は利用できないようです。

介護以外のサービスは、生活しやすいように24時間サポートで、勿論食事つき。食事のリクエストも受けるそうです。リクリエーションやイベントもあり、ヨガ教室なども行われているほか、行楽地、例えば有名なサンディエゴ動物園にも連れて行ってくれるようです。

ここに入居しているSatokoさんに会いました。小さなキッチン、バスがついている、一部屋ですが、日本の一部屋よりははるかに大きく、ベッドを置いても、他に十分なスペースがあります。Satokoさんは来年92歳だそうですが、とてもそんな年齢には見えません。お肌ツヤツヤ。歩くのは、少々不自由だそうですが、近くのスーパーまで自分で運転して買い物に行っているとのこと。ごはんはやっぱり日本人の口には合わないとおっしゃいます。ここの施設の収容人数を聞き忘れましたが、日本人は、その時はSatokoさんだけ、以前仲良くしていた方が亡くなったと言い、淋しそうでした。

Yukoさんによれば、以前はここに、私も知っている水曜会のメンバーがいたのですが、認知症が進んで、施設では面倒を見ることができないレベルになったので、サンディエゴ市内にある日本人対応ができるグループホームに移ったそうです。が、90歳代後半ということもあり、移られてからの状態も良くなく昨年の秋に逝かれたということでした。

カリフォルニア州は、単一民族だけをケアする施設には州からの助成金が下りないらしく、そういう点で高齢になると、日本人は食事、言葉などいろいろな問題があるようです。

ちなみに、Satokoさんは好奇心いっぱいの素敵な方でした。スマホを使いこなせないが、チャレンジするとおっしゃり、この日はご自身の事務手続きなどをしてらっしゃいました。お子さんはいらっしゃらず、パートナーも亡くなられたそうですが、最後にいたずらっぽい笑顔で「私、5回結婚したのよ。死別しちゃったの」。もっとお話しできたら、ドラマティックな人生を知ることができたに違いありませんでした。アメリカの高齢者は楽しい。

以下、ボニータのパンフレットと外観です。

IMG_3909 ボニータ パンフ  (2).jpg

IMG_3910 ボニータ パンフ 2 (2).jpg

IMG_3486.JPGIMG_3487.JPGIMG_3489 (2).JPGIMG_3493 (2).JPG

このページの先頭へ