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代官山のミニFM局

以前にも書きましたが、縁あって、代官山のヒルサイドテラスに期間限定(10月9日~30日)で作られたミニFM局で、ウン十年ぶりにマイクの前で話をしました。

代官山では、2年に一度、代官山インスタレーションDSC01767.JPGというものが行われているのですが(どういうものはかは、「代官山インスタレーション」で検索すると出てきます)、私が話をさせていただいたミニFM局は、今回の出展作品の10に選ばれ、さらには、代官山インスタレーション2011のグランプリを受賞した作品(そう、FM局という作品なのです)でした。

なんで、そのFM局でパーソナリティを行うことになったのかというと、私の著書を出版して下さっている誠文堂新光社の三島さん(「デザイン・ノート」の編集長等などを担当)の紹介だったのですが…内容をよく把握せず、軽い気持ちで受けたので、実態を知ってから少々焦りました。結構大変だったのです。

私が担当したのは朝の11時から13時までの「クルトゥラーレ」と言う番組の金曜日だったのですが、当初、福祉の話をということで引き受けたらば、なんと、2時間のパーソナリティで、生活に役立つものの商品紹介や、代官山のお勧めの場所の紹介コーナーもあり、昔、ラジオで話をしていたことはあるものの、はるか昔ということで、ドキドキでした。

でも、楽しかったし、改めて感じたり、勉強させてもらったことが沢山ありました。

この大役(?)を引き受けた理由はいくつかあったのですが、一番大きな理由は、主催者の横山美和さんが、被災地にミニFM局があるのをみて、今回、ミニFM局を立ち上げたということでした。普通の主婦が、マイクの前で話していたそうです。私は今回被災地に足を運ぶことはなかったのですが、被災地では情報がとても不足していて、ボランティアに行った人たちに地元の方々が情報を聞く状態だという話を聞いていました。実際に放送局を立ち上げている場所は少なくないそうですが、その話を聞いて、地域のコミュニケーションにラジオは役立つのだなと思い、私でも役に立てるのかなという思いで、パーソナリティを引き受けたのでした。

そして、3回番組を担当。そのほかに、映画評論家の国弘よう子さんの放送の時にもお邪魔したので、4回、マイクの前に座ったのですが…まず、いい経験ができたのは、ガラス越しに外を通る方々とのコミュニケーションでした。一人でしゃべっているときは、どうしても、淡々と話してしまいがちだったのですが、国弘さんと2人の時は、歩いていらっしゃる方々と、笑顔で会釈をしあったり、手を振りあったりと、素敵なコミュニケーションが取れたのです。

私がかつて仕事をしていたラジオの世界は、一方通行がほとんどでした。もちろん、公開放送や、お葉書紹介で聴取者の方々とのつながりを感じることはありましたが、ミニFM局のよさは、身近な方々と存在を確かめあうことができる…これは本当に素晴らしいことだと実感しました。現在のラジオの役割の一つなんでしょうね。

3週間限定ということで、そのミニFM局は今はありませんが、あのまま続けていたら、地域でのコミュニケーションがとれて、地域みんなのミニFM局になって行ったと思います。どこの場所でも、こうしたミニFM局があれば、情報を共有し、相談や質問にも応えあい、地域の活性化に役立つに違いありません。

目下、私は社会生活支援研修会の講師をしていますが、地域の見守り支援なども、ミニFM局のような媒体があれば、役立つのではとも思いました。

ちなみに、私が担当した番組内で、老健で働いている介護職、看護職の人たちの声を流しました(この番組をプロデュースした宮尾文子さんは現在老健で仕事をしています)。辛い話、介護の仕事をしていて良かった等などの話でしたが…本当に現場で頑張っている人たちは優しい、温かいなと、またしても感じました。

とりとめなく書いてしまいましたが、いい経験をできたこと、そして、また新たに知り合いが沢山出来たことに感謝しています。

関係者の方々にはお世話になりました。有難うございました。

 

 

 

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