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遠くて近きは...

新年早々、またまた母の入居しているホームのケアマネさんから電話連絡が入りました。いろいろなことをしてくれる母の様子をこまめに連絡してくれるので、感謝するやら、申し訳ないやら…

少し前まで、リハビリで歩けるようになった母は、フラフラと歩きまわってよく転んでいました。そのたびに連絡。そして、転ばなくなってやれやれと思っていたら、昨年の暮れには、手洗いの「きれいきれい」を飲んだり、消毒液に漬けてあるコップにその液を入れて飲んだり…いずれも、まずかったらしく、すくはきだしたようですが、職員の人が目をはなしたすきに、ペロリとやったようです。そう、ゴクリとはしないようです。ちなみに、一口大の大きさのものは食べるので、部屋には小さなぬいぐるみ等は一切置かなくなりました。子どもは食べ物じゃないと知ると試行錯誤で、食べなくなるけれど、認知症の高齢者は試行錯誤にはならないようで・・・いずれにしても、「申しわかりません。ちゃんと見ていないで…」と丁寧に謝っていただいて恐縮です(家にいてもホームにいても四六時中見ているわけにはいかないのですから)。

で、今回の電話は「指が腫れている」ということでした。昨日、母に会ったときに私も気が付いていたのですが、痛がってもいなかったので、気にもしていませんでした。なのに、電話連絡いただいて、感謝です。

ところで、今、母の食堂での席は、あるおじいちゃんの隣です。何故か、とても仲良し。「宜しくお願いしますね」と私が言うと、うれしそうに、「はいはい」と言います。昨日も、夕食の前に母を席に連れて行き「仲良くしてくださいね」と私が言い、母が何故か「ご一緒しましょう」(時々ハッキリになります)というと、おじいちゃんはうれしそうにニコニコうなづいていました。私はこうした光景をほほえましく思うのですが、この程度ならいい、高齢の男性と女性の話には、もっと強烈なことが多い等、いろいろと耳にします。

去年の暮れにご飯を食べた仕事仲間のお母さんは、以前、施設(多分ショートステイだと思うのですが)で、朝、あるおじいさんの布団の中にいたと言います。施設から報告を受けた、その知人は、その時、うれしかったと言います。「歳をとっても、そういう気持ちになれるなんて、素晴らしい」と。私も彼と同じ意見ですが、世の中は、一般的には否定的な意見の方が多いようです。

どこまで許されるかとか、他の高齢の人たちの嫉妬といった問題もあり、はなかなか、難しいようです。

仕事仲間のお父さんで、デイサービスにしぶしぶ行くようになったところ、おばあさんたちにとてもモテ、喜んでいくようになったという話もあります。取材で知り合ったYさんのお母さんも、男性の前で、それはそれは色っぽくシナを作ります。周囲の中年女性はかないません。

身内としては、いろいろな考え方もあると思いますが、とりあえず、「命短し恋せよ、シルバー!」(失礼)

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