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シンポジウム「高齢社会を共に生きる」~佐藤愛子先生

先週の土曜(11月28日)に、第23回ニッセイ財団シンポジウム「高齢社会を共に生きる」-長生きしてよかったと思えるまちづくりーに行ってきました。場所は千代田区有楽町の日生劇場。

日生劇場といえば、最近はあまり行っていませんでしたが、以前、観劇やコンサートでちょくちょく行きました。同じ劇場なのに、行うものによって、劇場内の雰囲気ががらりと変わるものです。それはともかく、財団法人 日本生命財団主催の、このシンポジウムは、シリーズで毎年行われていて、今回は23回目ということになります。日本生命財団は高齢社会分野で、昭和58年から助成を行っていて、平成16年からは「共に生きる地域コミュニティづくり」をテーマに、高齢社会助成を行っているそうです。昨今、地域での介護など、地域で様々な福祉的な試みをしているところが多く、特徴のある地域が話題になっていますが、今回も4つの地域の実践報告があり、とても興味深かったです。先週の日曜日のかいご学会in西宮もまだまとめていないのですが、このシンポジュウムのことも、少し詳しく、感想などを書ければと思っています。

ところで、私は聴講したのは今回が初めてなのですが、足を運んだきっかけは、知り合いの島崎洋子さんの誘いでした。彼女は管理栄養士の資格を持ち、民生委員、老人会の運営などなど、実に多くのことを行っているスーパーマダムです。私の著作でもたびたびご協力願っているというか、私がよりかかっています。で、彼女は、私が地域福祉に興味があるだろうと、声をかけてくれたのですが、私がこのシンポジウムに魅かれたのは、正直を言うと、地域介護ではなく、記念講演の方の名前でした。

その人とは作家の佐藤愛子先生。以前からい一度、講演を拝聴したいと思っていたので、朝の10時という、私にとっては、かなり早い時間に行く決心をしたのでした。講演のテーマは「佐藤愛子流老い方」。

確か、かなりご高齢になっていると思っていたのですが、聞いてびっくり、なんと御歳86歳。姿勢もよく、弁舌もさわやか(少々辛辣なところがまたいいのですが)、わが母や、取材先の高齢者を見慣れているせいか、まず86歳のイメージが変わりました。

講演の内容は、目下大変難しい世の中だが、その一方では快適で、便利…というお話から、お友達だった評論家の上坂冬子さんの最期のこと(癌を知って、緩和治療を選ばれた等)、「人間最期は自分一人で耐えなければならない」、ご自身の借金の苦労話、「恨み・つらみを持っていてはいけない」等など…あっという間の1時間30分でした。

ところで、佐藤先生は最初に「私は自然に任せてバアさんいなってきた」とおっしゃいましたが、最近周りの高齢者を見ていて、結果オーライのバアさんやジイさんになるのは、なかなか難しいと実感しています。

 

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