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成年後見人をつける?つけない?

私は母親の成年後見人を、昨年の2月からしています。後見人の仕事は家庭裁判所への活動報告、金銭の収支報告などと、結構いろいろとあります。もちろん被後見人の介護の環境をチェックする義務もあります。我が家の場合、母は有料老人ホームに入居しているので、私は週に1回程度は必ず行きますが、家族以外の人が後見人の場合でも、後見人は定期的に被後見人の様子をみに行く義務があります。

家族、家族でないにかかわらず、後見人になると、法務局の後見登記等ファイルにその旨が登記されます。そこで、本人に代わって、預貯金の管理をする際などに、登記事項証明書を提示しなければなりません。私は昨年に後見人になった時に、いろいろの手続き上、その証明書が必要だったので、申請して、取得したのですが、それ以来、あえて必要な事態もなかったので、新しい証明書はとりに行っていませんでした。

ところが、母のホームの名称が変わることとなり、住民票などの変更の手続きが必要となり、暮れの何かと雑用の多い時期に、申請のための戸籍抄本をとりに行き、法務局へ行きと…ちょっと、ここのところ、そんなことに時間を割いています。

ところで、一カ月前ほどに、知り合いの一人から、父親の任意後見人になっておいたほうがいいのかという電話をもらいました。この知り合い以外にも、よく、後見人に関することは訊かれますが、被後見人が親で、兄弟の仲がうまくいっている、あるいは、一人っ子の場合は、大きなお金を動かす必要があるなど、どうしても後見人が必要になったときに、家裁に申し立てればいいと思うのです。つまり、親が認知症でいろいろなことが分からない、できないという状態になっていても、土地を売る、とても高価な買い物をするなどということがなければ、後見人は必要ないと思うのです。ただし、最大の条件としては、認知症の親の介護がきちんとできること、間違っても親の年金で生活しようなどという息子、娘は例外です。

我が家の場合は、ちょっと問題があったり、有料ホームへ入居するための契約金が必要だったりということで、後見人は必要だったのですが、約二年間の経験から、家族仲よく、認知症の親をキチンとサポートできるのであれば(それをできないケースが多いのですが)、子どもがあえて、認知症の親の後見人にならなくてもいいのでは思うのです。

そして、自分で母の後見人をしていて矛盾しているのですが、家族が少しでももめていたり等している場合は、きっぱりと他人に成年後見人になってもらったほうが、被後見人本人には幸せなことも少なくないようです。もちろん、その他人で、理想的な成年後見人にいうのも、なかなか、いないのですが…ちなみに、以前社会福祉士の本で、社会福祉士さんに取材したこともあり、個人的は、成年後見人には、ちゃんとした心づかいができる社会福祉士さんあたりがいいのではないかと思います。(ただし、以前、ある家裁の、ある調査官に、そう話したところ、一刀両断、否定されたこともありましたが…)

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