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舞台と発達障害へのメッセージ

今週は2回観劇をしました。(仕事をさぼっていたわけでは…ありません←微妙ですが)

ひとつは、チケットをとるのが異様に大変だった、三谷幸喜脚本・演出、香取慎吾主演の「Talk Like Singing」。もうひとつは、半分お付き合いで観ることになった、NAO-TA!プロデュースの「rit.」です。

「Talk・・・・・・・・」の方は、いろいろなところで紹介されているように、ニューヨークのオフブロードウェイで昨年上演されて、日本公演となった、いろいろなところで紹介されている超有名な舞台。赤坂ATCシアターは、SMAPのファンらしき若い女性を中心に超満員でした。内容は、きちんと話すことができない、話そうとするとすべて歌になってしまうという日本のある男の子、ターロウ君の話。三谷さんらしい、演出で楽しかったです。

もうひとつの「rit.」は、テレビアニメの「ちびまるこちゃん」でまるちゃんとたまちゃんの声を担当している、声優のTARAKOさんと渡辺菜生子さんのユニット、NAO-TA!プロデュースの6回目の舞台ですが、こちらは50歳の同級生、女性2人のお話。高校時代にフォーク・デュオを結成したものの、一度もライブを行っていなかった二人が再開して、路上ライブを目指すというもの。年齢に関係なく、夢を持つ。物事は急がずに、だんだんと行うこと、いうメッセージが伝わってきた素敵な舞台でした。

というわけで、この二つの舞台、一般的には共通点はないのですが、私的に「あれ!」と思ったことがありました。発達障害児へのメッセージがあるような気がしたのです。

「rit.」には、発達障害と診断された女の子が登場。この子は、発達障害で普通じゃないです…と悩む母親に、主人公の一人友絵が、殺人とか、放火等の犯罪をしなければ普通でしょという場面がありました。どんな発達障害か、詳しくは表現されていませんでしたが(多分自閉症)、ほとんど口をきかなかった女の子が、母親の気持ちが変わったとき、「歌を歌って」と母親に心を開いた場面がありました。

そして、これは本当に私の勝手は感想なのですが「Talk・・・・・・・」の主人公のターロウ君もいわゆる軽度の発達児だと、思えたのです。話すことができず、口から発する言葉はすべて歌になってしまうことで、ターロウ君は社会生活がままならなかったわけですが、それは彼の個性であって、無理に取り除く必要はなかったというラストシーンから、LDやAD/HD、高機能自閉症やアスペルガー等の発達障害の子どもたちの、いわゆる普通とは少し違う行動も、個性として認めることが大切だというメッセージを感じました。

ちょっと(かなり)、こじつけかもしれませんが、この二つの舞台から、発達障害の子どもたちの、少々変わっている部分は、個性として認め、受け入れましょうよ、という、メッセージを感じたというわけです。

最近、認知症の本の制作に取り掛かり始めていますが、も認知症のお年寄りも、発達障害の子どもたちと同じように、そのままの、その人を受け入れることが、とても大切なことだと改めて感じています。

 

 

 

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