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コロナ禍でとり残されていく人たち

厚生労働省の新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)をダウンロードしました。某ニュースによると19日の午後に運用が始まってから約1日で、179万件の方々がダウンロードしたそうです。きっと現在はもっと多くの方々がダウンロードしたことと思います。より多くの人がダウンロードして、上手に活用されることを願いますが、同時にチョッピリ複雑な気持ちになりました。

今やスマートフォンは「誰でも使っている」と思われがちですが、ちょうど一年前にリリースされた使用率は、男性が82.9%、女性が85%。50歳以下は男女とも90%以上の人が使用しているという結果が出ています。そして年齢を重ねるごとに、使用率は低下して、70歳以上は増えたと言っても、50%台です。私の周りでも、ガラケイで頑張っている人は珍しくありません。

目下、コロナウイルスは20代30代の感染者が多いとされていますが、感染して重症化するのは高齢者。このアプリを利用して、若い人たちから高齢者が感染しないようにというメリットは、あるでしょうが、高齢者自身で自己防錆ができる人は5割だけということになります。高齢者はステイホームして人と接する機会を減らせばいいと言えばそれ迄ですが。

また、経済的にスマフォを購入したり、維持することができないという人たちも、全体的な数字からは見えてこないかもしれませんが、少なくはないはずです。更に障害を持つ方々も。IT社会では、恩恵を受けずに、取り残される可能性がどんどん大きくなるのではないでしょうか。

日本は、世界から見てデジタル化が遅れていることが、今回顕著になり、デジタル化、ITの活用が生活上で活用していくことが今後必要なことと思いますが、同時に格差が大きくなり、弱者が取り残されることは否めません。高齢者は、このまま時代が進めば、スマフォを使うのは当たり前という世の中が来るのでしょうが、人生100年時代の日本、デジタル化に対応していけないシニア等にとっては生きづらくなるのではと気になります。

 

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